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キーワード選定の考慮点(キーワード特性による選定)○関連語、類似語、等
キーワードを選定する場合、関連する言葉、類似の言葉、組み合わせの言葉、同義語、短縮形などをよく検討してみます。「真珠」には「パール」という別な表現があります。「眼鏡」には「メガネ」というカタカナ表現もよく用いられます。「ディナーショー」には「ディナーショウ」という表記もあります。固有名詞には旧字体が使われていることが多いですが、検索では新字体で検索されることが多いです。それらは各検索エンジンのあいまい検索機能の組み込み状況で対応が異なりますので、そのようなキーワードは各検索エンジンで実際に検索してどのように扱われるか調査して対応を決めます。また、同じ意味で異なる表記がある「眼鏡」と「メガネ」、「はがき」と「ハガキ」と「葉書」などの場合、実際に検索してヒットするページ数を調べ、より多くのページが存在する語が最も一般的と考えられるので、そのような観点でキーワードを選定して行きます。 類似語のピックアップには、言語工学研究所が提供する「シソーラス(類語)検索」が有用です。(後方のTOOLのページで紹介) ○誤字脱字、俗字、略字、旧字体、等
検索では正しい単語や正しい漢字ばかりが用いられるわけではありません。誤字脱字、俗字、略字、旧字体、パソコンのカナ漢字変換でよく発生する誤変換など、多様な単語や漢字が用いられますので、その様な点も踏まえて検討します。 誤字や堂々と使いにくい略称などによる検索を誘導したいが各ページにそれらを直接記述しにくい場合は、誤字・略字類と正しい表現、そして参照すべきサイト内ページのリンクを一覧する「会社名や商品名について」というようなページを用意してトップページにリンクしておけば、一旦そのページで誤字、略称による検索の到着を受け、リンクのクリックで適切なページに誘導することができます。 ○使い慣れない語
難しい言葉(感冒など)や格好をつけた言葉(キッズなど)は、一般に検索語として多くは使われません。それらは対応する一般的な言葉(感冒⇒かぜ、キッズ⇒子供服)をキーワードにするべきです。 ○地名
飲食店など実店舗のウェブサイトの場合、「地名」を組み合わせることは、キーワード選定の基本です。 「地名」をキーワードにする場合、“市”や“区”などを含むかどうかにも留意が必要です。「新宿区」は保育園、学校、役所などを探す場合に使われやすいのに対し、「新宿」は食事や買い物の店舗を探す場合に使用されやすい傾向があります。商品や集客のターゲットに合わせて考えましょう。 ○アルファベット
キーワードに、一般に、アルファベットは不向きです。理由は、日本では、実態として、ほとんどカタカナで検索されるからです。ただし、特定の単語はアルファベットの方が多く、それは、NHK、SONY、Googleなどの、日本でもアルファベットで書くことが常態化している単語です。 ○性別や世代
ほぼ同一の意味の言葉でも、使われ方が性別や世代によって違う場合がありますので、集客ターゲットを考えてキーワードを選定します。その例の一つは「アルバイト」と「パート」です。「アルバイト」は若い世代で使用され、「パート」は30歳台以降の女性(主婦)で使用されます。 ○キーワードのモチベーション
2語のキーワードの場合、一方は名詞で、他方は「動詞(または“する”をつけると動詞になる語)」にすることを考えます(モチベーションの高いキーワードの選定)。たとえば、「中古車 販売」や「中古車 査定」などです。検索者に明確な意思がある場合、名詞や形容詞のみの検索語の使用は少なく、動詞(または“する”をつけると動詞になる語)を含んだ検索語が使用されやすいからです。上位表示されてもコンバージョンに結びつかないキーワードでは意味がありません。明確な意思をもった検索者が使用する検索語は、高いコンバージョン率を得られる有用なキーワードです。 ○季節変動
検索回数は季節変動しますので、キーワードの選択にあたってはそのことも念頭に入れて検討してください。たとえば、衣類(水着、コート、他)、電気製品(エアコン、こたつ、他)、旅行、季節の行事(成人式、バレンタインデー、青色申告、引越し、入学祝い、お中元、クリスマス、お歳暮、他)などのキーワードです。検索回数の季節変動が大きいキーワードは、せっかくページを用意しても長期間アクセスがないというリスクがありますが、短期に非常に多くのアクセスを得られる有望なキーワードかも知れません。季節変動は、Googleが提供する「Google - Trends」(後方のTOOLのページで紹介)で傾向を読み取れる場合があります。 ○競合サイトのキーワード
競合サイトが意識していると思われるキーワードを把握、検討することも大事なことです。「Googleアドワーズ キーワードツール」(後方のTOOLのページで紹介)の「サイトに関連するキーワード」機能を使用すれば、競合サイトで高いスコアリングになっているキーワードを抽出することが可能です。 ○検索エンジンの関連検索キーワード
また、検索エンジンの検索結果の上部や下部に表示される「関連検索キーワード」もキーワード選定に重要なヒントを与えてくれます。 ○合成語
合成語のキーワードの場合、各検索エンジンの切れ目の解釈を確認しておきましょう。検索エンジンが合成語として認識している場合は切れ目(語間)に接続詞や別な単語を挿入することが可能なため文章作りに自由度が高まりますが、一単語として認識されている場合はそのようなことは行えません。その調査は各検索エンジンのキャッシュのページで行え、キャッシュのページのヘッダー部に表示されているキーワードが色で区分されていたり途中に半角スペースが含まれている場合が合成語の認識と切れ目を表現します。ただし、キーワード近接度の観点から語間に他の言葉を挿入するのは最小限にすべきです。 ○単語の順序
複数語のキーワードの場合、順序の考慮も必要です。たとえば、キーワードが「鯖寿司 宅配」の場合、「鯖寿司を新鮮なうちに宅配します」(フレーズの一致)の方が「宅配の新鮮な鯖寿司」(フレーズの不一致)よりも高い評価を得ますので、そのような観点も加え単語の順序を決めます。 ○利用者の立場に立って
候補選出に当たっては、利用者の立場に立って、つまり自分が利用者の立場ならどんなキーワードで検索するかを考えてみることが重要です。サイト名や会社名は、特別に有名か、「○○で検索して!」というキャンペーンを打つ場合以外に、一般の利用者は発想しません。長い言葉も、専門的な言葉も、利用者は発想しません。 ○サイト名、会社名、所在地
なお、キーワードというのは不適切ですが、「サイト名」「サービス名」「会社名」「氏名」「所在地」「電話番号」など、自サイトを特定して検索された場合に確実に上位表示させるため、ページのフッターなどにそれらを適切に含ませることは、サイト構築上の基本の一つです。 |