タイトル(TITLE)



<TITLE>タイトル</TITLE>

タイトルは、ブラウザーではウィンドウ名に使用され、お気に入りの中でページを表すラベルとして使用され、ソーシャルブックマーキングなどでブックマークされたページを表すラベルとして使用され、サイトではナビゲーションリンクのラベルとして使用され、検索エンジンではページの主要な情報として認識され、検索結果ではページのラベルとして表示される、非常に重要な要素です。

タイトル検索エンジンが最も重要視する要素ですが(単語の順序を入れ替えるだけで順位が変動するほど影響力が強い)、上記および検索結果に表示されるため、利用者に強い訴求力を持つ重要な要素です。タイトルの決定にあたっては、期待項目として上位表示と訴求力のどちらをとるか、それとも両者のバランスをとるのか、選択が必要になります。

企業サイトのトップページなどでは、多くのサイトが以下の書式にしています。

  社名またはサイト名 + サイトの短文説明

           または

  サイトの短文説明 + 社名またはサイト名 (+ サイトの短文説明)

トップページにおいて、社名を前に配置するのは、有名会社か「○○で検索して!」とキャンペーンを打つ場合だけにした方がよいかもしれません。その理由は、「サイトの短文説明」が後ろに来ると、その中に含めるキーワードの評価が高くならないからです。したがって、通常のサイトにおいては、「サイトの短文説明 + 社名またはサイト名 (+ サイトの短文説明)」の形態をとるのが良いでしょう。たとえば、以下の様にです。

  富山の旅館なら創業100年の加賀屋/全室お城の夜景つき

上記の例は、「富山」と「旅館」をキーワードサイトテーマ)、「創業100年の加賀屋」をサイト名に想定しています。「全室お城の夜景つき」は、利用者にクリックを訴求する重要な語句です。

「クリックを訴求する語句」とは、簡単に言えば“利用者の興味を引く語句”のことです。この語句は、検索結果に一覧された複数のサイトから自サイトが選ばれることに重要な役割を務めます。この語句は、サイトの特性によってそれぞれ異なりますが、たとえば、ネット通販の場合、以下のような語句が使用されます。

 ・価格: ○円、○%オフ、割引、格安、激安、特価、お買い得、送料無料、無料配送、手数料無料
 ・安全: 返品可能、全品新品、サポート、バックアップ、購入後も安心のフリーダイヤル
 ・限定: ネット限定、オンライン限定、期間限定、今なら○○、○月○日まで
 ・品揃え: お値打ち品満載、品揃え豊富、ジャンルも豊富、幅広い品揃え
 ・スピード: 即日出荷、最短○日、24時間対応、365日対応
 ・容易性: たった〜するだけ、3秒でお申し込み完了
 ・その他: 〜する方法、〜する法則、誰も知らない、驚愕の、大人気

「クリックを訴求する語句」に関しては、競合他社との差別化が必要であり、検索結果に表示される競合他社のタイトル要約文を確認し、競合他社より一歩秀でた記述にします。

検索エンジンは、サイト内のページを評価するとき、他に同様なページがあれば、それぞれの評価を低くします。ページが同様かどうかの判断は多数の指標を使って行うのですが、タイトルメタ・ディスクリプションメタ・キーワードがその指標に含まれています。つまり、それらが同じページは評価を下げられやすいということです。その対策は、それらをページごとに変更することです。もちろん、タイトルをページごとに変更する(ページの内容に見合ったタイトルにする)ことは、利用者視点でも実施しておくべきことです。

タイトルをページごとに変えるためには定型の書式があると行いやすく、それは利用者にサイトの統一感と安心感を抱かせる良い方法です。下位ページにおけるタイトルの書式は、一例として以下があります。

下位ページ

  ページの短文説明 + 社名またはサイト名

たとえば、以下の様にです。

  お土産は富山の名品「鱒の寿司」/創業100年の加賀屋

上記の例は、「土産」と「富山」と「鱒の寿司」をキーワードページテーマ)に想定しています。

検索結果に表示されるタイトルは、Yahooは全角80文字程度(2007年2月28日にそれまでは35文字程度だったのが80文字程度に拡大)、Googleは全角30文字程度です。検索エンジン検索結果に表示させて訴求するという目的を考えると、短い方のGoogleに合わせて全角30文字程度に収めるのが適切な長さです。

検索エンジン視点では、タイトル中の総単語中にキーワードが占める割合が高いほどキーワードが高く評価されます。したがって、キーワードのみのタイトルが最も高い評価を受けます。また、キーワードは後方より前方の方が高い評価を受けます。そのため、当初は上位表示を狙ってトップページのタイトル

  キーワードのみ

または

  キーワード + 極短文

にし、上位表示を実現したあと、検索順位の維持・向上はバックリンク数増大などの他要素に任せ、タイトルは訴求力を求める長いタイトルに変更する、という二段構えの手法もあります。

オーサリングソフト(ホームページ作成ソフト)は、特に指定しなければ、ページのタイトルを特定の無意味な名称に設定します。そのままではタイトルとして無意味ですし、多くのページのタイトルが同じになってしまいます。オーサリングソフトを使用する場合は、必ず、タイトルを設定することを忘れないでください。


※ 本資料(「SEOの施策(方法)とSEOツールの紹介」または「SEOの用語集」)の最終更新は2009年の夏です。 そのため一部にリンク切れや古い情報を含むことをご承知おきください。