SEOの考え方



検索エンジンは可能な限り利用者視点でページを評価しようとしますので、サイト構築上、無条件に行わなければならないことは、利用者視点で有用で使いやすいページを作成することです。

ただし、検索エンジンによるページの解釈は所詮はプログラムが行うことですので、分かりにくいところは小さな子供に伝えるような気持ちで書き換えてあげる必要があります。

たとえば、“あれ”とか“それ”と書いてあっても、現在の検索エンジンには、その代名詞が示す意味を理解できません。そのため、検索エンジンのためにそれを具体的に書き換えてあげる必要があり、利用者視点で作成されるページをそのように検索エンジンが読み取れる形に書き換え、検索エンジンがそのページを正しく評価できるようにしてあげる作業が、SEOの基本です。

そのSEOですが、過剰に行うとページの内容以上のものを検索エンジンに伝えることになり、検索エンジンを欺く行為となります。検索エンジンを欺く行為はSEOスパムと称され、検索結果の精度を下げるために社会に迷惑をかける不正な行為とされます。サイトの内容を正しく検索エンジンに伝えることがSEOであり、その基本姿勢さえ誤らなければSEOスパムに嵌ることはありません。

本資料記載の施策には、SEOというより「利用者視点で行うページの改善(ユーザビリティの改善)」という表現の方が正しいものも多いです。利用者視点でページを評価しようとする検索エンジンに対応するということは、利用者視点でページを改善することと同義の部分が多いからです。

SEOの主活動は、サイトのユーザビリティ(利用者の使い勝手)を高めることです。このことは、本来、サイト作成後に行うべきことではなく、サイトの設計段階で設計要件として組み入れておくべきことです。

SEOはウェブサイトの作成技術ではなく、マーケティングの一部です。利用者のニーズを的確に拾い上げて反映する活動が不可欠であり、技術中心では効果を出せません。



   
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